さみしい女は野菜を植える 

〜たたみ2畳のベランダファーマー〜
不作のかわりに手に入れた自由

ツルは伸びるが、実はならない
期待はずれに不作の夏。

でも、そのかわりに今年はなぜかヤブ蚊が出ず
「ベランダで夕涼みしながら、ビール」
という夢が、初めて実現しました。

イスを出して、日暮れの中でひとり飲む酒。

ああ。
しやわせ。

こんなことなら小手鞠るいの野菜恋愛小説
「野菜畑で見る夢は」
でも買っておけばよかったかな。

枝豆はやく茹であがらないかな。


| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 19:01 | comments(7) | - | - | - |
夏がくるくる夏がくる

梅雨本番の雨天曇天ですが、ゴーヤは着々と成長中。
初収穫の日もそう遠くなさそう。
この調子でいけば、過去最速・最多の収穫になるかも♪

びよーーんと長い島いんげんも
ひょろひょろ頼りないツルながら
立派な実をつけ始めました!

ミニトマト・トゥインクルも赤らんできました。
この赤色を見ると、夏野菜の収穫期が来たんだなあ〜
と実感しますです。
しかし・・・・

ただひとつ、こいつだけは
夏が来る前に逝ってしまわれたようで・・・
ズッキーニ。

具合は悪そうでしたが、気がついたら
根元からどろどろと腐ってしまいました。
あう。
結局ほとんど収穫らしい収穫できず・・・

まだ雄花がついているんですが
根元がヤバめなので、他の野菜のことを考えて
雨がやんだら撤去しようと思っております。

2年ごしにようやく栽培できたズッキーニでしたが
やっぱりうちのベランダには向かないのかなあ〜悲しい
それとも葉っぱと茎を食べられた
ズッキーニの呪いだったりして(笑)

ともあれ、これで同じプランターの
いんげん、島とう、ししとうさんが
元気になるといいなあ〜と思う
悲喜こもごもの7月。
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 09:26 | comments(2) | - | - | - |
いつも心はジューンブライト

もう何も言いますまい。。。

もはや足の踏み場もなくなっている
我が家の「もっさりガーデン」をご覧いただいております。
ノーバディストップアスナウって感じで
ぐんぐん育っております。

ゴーヤ、ヘチマら「チームのびのび」は
ベランダ一面に設置した野菜ネットの頂上に到達。
ベランダの反対側へとほふく前進を始めました。

中でも最も猛威をふるっているズッキーニは
抑えども抑えども前に出てきて
ししとうさんたちを日陰者にしています。
が。

肝心のズッキーニの実第1号が
先っぽから腐ってしまった。。。
もう少し大きくなるかと思っていたのに
何が悪かったんだろう。

でもこうやって見ると
立派にズッキーニですね♪

そしてそして、ゴーヤ結実第1号発見!

ゴーヤ4本ある中の、一番育ちの遅いスーパーゴーヤーが
最初に実をつけました。
なるほど、「小さく育って早くたくさん実がなる」から
スーパーなのか。これは期待大!

デルモンテのミニトマト種「トゥインクル」も順調。
今年は1本立ちでなく、2本立ちさせたので、
はたして味がどうなるか実験です。

ギリギリまで悩んで、やっぱりあきらめきれずに
苗をこっそり買ってしまったミニトマト「アイコ」。
去年からどーしても育てたくて狙っていたのです。
心なしか、やっぱり細長い形ですねえ。うふふ。

いやあ〜楽しいねえ。。。
6月の花嫁は「ジューンブライド」といいますが
我が家のベランダはさしずめ「ジューンブライト」。

June Brideならぬ、June Bright。
まぶしい6月。

というわけで、ジューンブライ「ト」なベランダを堪能した後は
ジューンブライ「ド」の友人を祝いに行ってきます。
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 17:52 | comments(8) | - | - | - |
戦国時代は悩ましい
今年の春夏シーズンいちばんの悩みは
「栽培スペースより、野菜の種類のほうが圧倒的に多い」
ということです。
どう考えても、明らかにキャパオーバー。

種まきしてポリポットで育苗しているものの
定植する場所がなくて途方に暮れているものやら
場所がないのはわかっているのに
何かの拍子に蒔けないかとスタンバイしている種やら

プランターに定植したものの具合が悪いものは
経過観察の末、撤去。新株がメンバー入り。
もはや戦国時代の様相であります・・・

場所が限られているベランダーに
常につきまとう悩みですが
それにしても今年ほど悩ましい年はないですね。

なんせ身近で入手できる種や苗の種類が
去年と比較にならないほど、豊富。

去年まではネットで取り寄せるしかなかった種類が
近所のホームセンターで売ってたりするんですよ。
なんなんですかね、今年のフィーバーぶりは!

「栽培したことのない種が、今わたしの目の前にある」
という拷問のような状態に
耐えられるベランダーがいったいどれほどいることか。

なぜ野菜を育てたの、と聞かれたら
「そこに種があったから」と答えるしかありません。

というわけで。
同志Kからいただいた種を植えてみたわけです。

こちらはチンゲン菜。
間引き後なので少しヒョロヒョロしてます。
虫にやられたりもしてますが、なんとか発育中。

ニンジンの「パープルヘイズ」もとりあえず発芽。
なっかなか発芽しなくて心配しましたが
なんとか育っているようです。
紫色のニンジンなんだよう〜楽しみだねえ〜

春夏シーズンで一番最初に発芽した「金町こかぶ」でしたが
その後、アブラムシの集中攻撃を受け、
1株だけが残りました。

ちいちゃいけれど、かぶっぽくなってきました。
しかし栽培場所を確保できず、いまだポリポットの中・・・

小ナスの「うす皮味丸」は
アブラムシもわいてますが
発芽当初からどうにも具合がかんばしくなく
新しく種まきすべきかどうかと思案中。。。

初めての野菜はどう出てくるのか
さっぱりわからんので緊張しますね。
ドキドキで、ワクワクで、ハラハラ。
今はハラハラが一番多いですけど。

なんとか少量でもいいから
収穫までこぎつけたいところです。

しかし、種類が多いぶん手間をかけないといけなくて〜
これ以上プランターを増やすわけにもいかないんだけど〜

「せっかくだから全種類まいちゃいなよ。
今やらないと、次のチャンスは来年だよ?
いいの? ホントにそれでいいの?」


ひぃぃぃぃぃ〜〜〜
悪魔の声があ〜〜〜!!!!
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 09:26 | comments(4) | - | - | - |
スプリング・アウェイクニング、ていうか春。
ブロードウェイで大ヒットし、劇団四季もやるらしい
「春のめざめ(spring awakening)」
ここでいう「春」は「スプリーングサンバー♪」の「春」ではなくて
いわゆる思春期のウッフン♪な「春」なわけですが、
我が家のベランダにはサンバでウッフン♪な春が訪れております。

「あなたに一番最初にくる春」プリムレットが満開です。ウッフン♪
ここまで咲いたら、少々食っても罪悪感はないだろう。
愛でる方向から、ぼちぼち食べる方向に転換します。

こちらはレタス菜ミックスエリアから開花。
なぜか私は毎年レタスミックスを咲かせてしまう・・・

去年に引き続き育てているいちご「ピンクスイート」にも
ピンクの可憐な花がたくさんつき始めました。

そろそろ今年も「ベランダで朝いちご」のシーズンですね。
この花のひとつひとつにいちごがつくかと思うと。。。
口の中が甘酸っぱい青春の味になってきました。

ブロッコリーはかなりワイルドなたたずまいになってきました。
よくぞここまでもってくれた。ごくろうさま。。。

というわけで、春の嵐も落ち着いたようなので
ブロッコリーとほうれん草、ナバナを少々収穫。
週末にはあたたかくなるということなので
花見しながら、ベランダの秋冬野菜を撤収しようかと計画中。

いよいよ1年で一番忙しくて楽しい春夏野菜のはじまりです。
たのしみウッフン♪
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 12:34 | comments(3) | - | - | - |
ベランダファーマーの食糧自給率

白菜のナバナがぐんぐん伸びてきました。
しかし収穫のタイミングがわからない。。。

そんなこんなで、先日気になるニュースを発見。

*********
「フードニング」人気じわり ベランダでプチ農家気分 食の安全を意識 園芸店は売り場拡大

3月26日7時7分配信 西日本新聞

 不景気による節約志向や食の安全への意識の高まりで、ベランダや庭で野菜やハーブを育てる、ガーデニングならぬ「フードニング」が人気を集めている。育てる楽しみ、安全、節約‐という“一石三鳥”の趣味として、若い女性を中心にファンが増加中だ。

 福岡市西区の園芸店、平田ナーセリー福岡西区小戸店では、野菜やハーブの苗、種の売り上げが、昨年同期比で2割増えた。そのため売り場も拡大しトマトやナス、レタスなど約100種の苗をそろえている。

 草場貞門店長(48)によると、昨年1月の中国製冷凍ギョーザ中毒事件を受け、食品への不信感が高まり「自分で作った野菜なら安心して食べられる」と、野菜の苗が売れ始めたという。

■280円の苗でミニトマト100個 節約志向も後押し

 それまでは、畑や庭を耕す時間的な余裕がある定年退職者などの楽しみという傾向が強かった家庭菜園だが、最近は「ガーデンバッグ」(210‐819円)という布製のプランターが登場。布で水をろ過するため、ベランダで育てても泥水が流れないとあって、マンション暮らしの若い女性の需要が出てきた。

 売れ筋は、アスパラガスの株や葉野菜の種、ミニトマトの苗など。ミニトマトの場合、280円の苗1つで100個以上の実が収穫できるお得感も好評の理由という。

 「取れたてを調理するプチ農家気分も、女性に受けているのでは」(草場店長)。

 農地1区画(15平方メートル)を年間8000円で貸し出す福岡市の「市民農園」も人気が高い。同市農業政策課によると、2008年度の募集には、空き農園16区画に対し、188人が応募。抽選倍率は前年比3倍超の11.8倍に上った。

 自宅の花壇を菜園に変えて、トマトなどの野菜を栽培する同市西区の大橋トミさん(78)は「たくさん収穫できるので、おすそ分けして近所の人に喜んでもらえるのも楽しみ」。大橋さんの次女浦淑子さん(55)も「不景気の中、家計は大助かりですよ」と笑顔だった。

*************

「来年はぜったいベランダ栽培がくる!」
というのが昨年のベランダー乙女部・秋の部会の結論でした。

やはりきましたね、部長! (ニヤリ)

先日、ロフトに行った時も
雑貨フロアの一番目立つところに
こじゃれれた野菜・ハーブ栽培セットが
ズラリ並んでおりました。

相当きてますね、部長!!! (ニヤニヤ)

ところで、最近は私が野菜を育てていることが
周囲にかなり浸透してきまして、
「野菜を買わなくてよくなったでしょう」
とか時々言われるんですけどね、

んなわけあるかいびっくり

ベランダでできる野菜なんて、たかがしれてますし、
冬なんて特に、ひと冬でキャベツ1玉、みたいなレベルですから。
野菜育てるのってけっこうスペースいるのよねえ。
おいしくするには、それなりに手間暇かかるし。

安上がりってよくいいますが、
費用対効果を考えると、ペイできてるかどうか謎・・・
他の皆様はどうなんでしょうかね。

今のところ、野菜を作り始めて変わったこと。

・細ネギ、しそ、バジル、ししとうは買わなくなった
・夏にゴーヤは買わないどころか、近所の友人宅に傘地蔵
・プチトマトは夏だけ買わなくなった

それくらい? すくなっ

目下のところ、赤メガネ家ではおよそ

食糧自給率10%

というところでしょうかね。
なにせ野菜はできる時に一気にできるので
収穫率と消費率、需要と供給のバランスはかなり悪い。。。

でも、できすぎた野菜を人にあげるのは確かに楽しいけど。
都会でとれたて野菜のやりとり、新鮮です♪

しかし、いつ収穫すればいいんだろうナバナ・・・
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 20:09 | comments(9) | - | - | - |
ズボラの恩返し
前回書いた、三ツ矢サイダーのおまけ「野菜ガーデニングセット」。

ちょうど、子供向けの付録を開発している
知り合いのオフィスに行く用事があったので、見せてみると
フロアにいた女子がものすごい勢いで食いついてきて
「きゃー」「やだ欲しいー」と大騒ぎ。

どうも「ルッコラを作れる」というのがツボだったらしい(笑)

でも、さすがおまけを作っているプロ。
しばらく眺め回した後で、おもむろに栽培ポットを手に取り
「うわ、これってバイオプラスチック??」
「ホントだ、普通のプラスチックと音が違うー」
とポットをコンコン外から中から指ではじきまくり。

なるほど、よく見るとクレジットに
「日本バイオプラスチック協会」と入っている。

えーと、バイオプラスチックって何?
植物などから作られて、微生物によって分解される
CO2を出さず、最後は自然に帰る夢のような製品らしいけど、
そんなものがあったんですか? へー

おまけには「生分解性です」と明言されていない。
でも注意書きを見ると、
「生分解性だからといって、
ポットごと土に植え替えないでください」
みたいなことが書いてある。

なんなんだ、その中途半端な表現は?
「おまけまでエコ素材を使ってる良い会社、アサヒです!」
と堂々とアピールすればいいんじゃないのお?

余談ですが、このオフィスでの反応を見て、
独身女子もこの手の菜園は潜在的に興味があると確信しました。
そして、フロアにいた女子全員の共通意見。

「三ツ矢サイダー1.5Lペットは独女にはムリ」

「せめてミネラルウォーターとかにしてくれれば買うのにー」
という声がどれだけ上がったことか。
アサヒさん、次回はぜひ富士の天然バナジウム水か何かに
おまけつけてください。

前置きが長くなりました。

春の嵐でベランダ中のビニールというビニールが飛ばされ、
ひさしぶりに白菜が太陽の下で露わになっておりました。

ナバナが順調に育ってきているようですが。。。
ところどころグジュグジュになっているなあ〜(^^;)
ビニールかぶせっぱなしだったのがマズかったんでしょうか。。。

こちらは、いちご畑。

とりあえずランナーがのびてきたら
どんどん株分けしていこうと思っていたら
ランナーのびないまま、密集してしまいました。

大失敗。
これからの収穫が不安です。。。

手前からほうれん草、中央がサラダ菜ミックス、奥がラディッシュ。

いずれも
「種が小さいから、とりあえず適当にばらまいちゃえ」
「いっぱい芽が出ちゃったけど間引き菜も食べられるから放置」
というズボラ農法が招いた悲劇。

二兎を追う者は・・・とはよく言ったもので、
取り返しのつかないことになっております、ええ。

サラダ菜はトウが立ってきました。
完全に収穫時期を逃しました。

おいしいナバナになりそうですけどね。
やわらかそう〜〜(と自分をなぐさめる)

そろそろ春夏の栽培計画を立てて、
もう少し晴れが続いたら、種まきを始めねばですが、

今年はもう少しズボラを直したいです。。。

| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 10:43 | comments(2) | - | - | - |
スプリング・イズ・カミング・スーン(ドンミスイッ!)

けんいちさんのブログで、
三ツ矢サイダーのおまけがアツイ!と知り、早速近所のスーパーへ。
ありました、ありました、野菜ガーデニンググッズ!

ミニトマト、小カブ、青ちりめんしそ、チンゲンサイ、
細ネギ、千筋京水菜、五寸にんじん、ルッコラ
の全8種類のどれかがついてます。

トマトや水菜、青しそ、細ネギは経験済みだし、
にんじん、チンゲンサイはうーん・・・という感じしたので
ルッコラをチョイスしました。

ってルッコラは野菜でなくてハーブでは・・・???
ま、いっか。

ちっちゃいながら、袋を開けると
20粒ほどの種に培養土、ポットに
育て方の冊子までご丁寧に入っている!

野菜を育てたことのない人でも
すぐに始められるキットになってます。
アサヒさん、なかなかやりますな。

ちなみに三ツ矢サイダーのサイトを見ると、
3月24日からは姉妹商品の「レモンを搾った三ツ矢サイダー」に
「ハーブガーデニングセット」がつくらしい。

こちらはスイートバジル、レモンバーム、カモミール、
チャイブ、イタリアンパセリ、ペパーミント、タイム、
スープセルリの8種類。

このちびっちゃい栽培キットを使うなら
野菜よりハーブのほうが向いていると思われます。

私はイタリアンセルリにしようかしら。
あーなんか、春だわー

しかし、ひとり暮らしに三ツ矢サイダーの1.5lペットは
飲みきれないんだよねー
完全にファミリー層ねらいだよねー

「あなたに一番最初に来る春」プリムレットも
満開ではありますが・・・

色が薄いですねえ。。。

おいしい野菜を作るのと、
きれいな花を咲かせるのとでは
栄養もそうですが、育てる側も
使う筋肉が違う気がしますがいかがでしょう。

春は遠く、道は険し。
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 07:07 | comments(5) | - | - | - |
非常識の育て方

ブロッコリーチルドレンが順調に育っておる模様。
ういやつ、ういやつ。。。
今週末くらいには2回目の収穫できそうですかね。

しかし、こちらのシークワーサーは
相変わらずの見事な狂い咲きっぷり。
同じ点から2つも3つも花がつくので
息苦しそうに咲いています。

もはや枝でなく幹から直接花がつく輩まで出てきて
手のほどこしようがないってこういう事ね・・・

愛読書『Planted』の刊行記念トークショーに行ったところ
いつものベランダー乙女部部員に加えて
園芸マスターM様がおいでだったので、聞いてみたのだが

「あきらめるか、介護するつもりで面倒見るかだね」
と言われ、ようやく覚悟を決める。
沖縄生まれのシーさんよ、こんな寒いとこで申し訳ないが
ワシが最期まで見守るから、無理せず長生きしてくれろ。

ところでこの『Planted』、今回が休刊号だったのだが
どうも定期的にイベントをやっていたらしい。
知らなかった〜もっと早く行けばよかった〜!

編集長のいとうせいこう氏を含めた首脳陣の制作裏話や、
漫画家のしりあがり寿氏、カリスマ育種家の竹下大学氏など
そうそうたるメンバーの話はどれも興味深い話ばかり。

森と文学といえばこの人!
ノーベル賞作家・大江健三郎氏の自宅取材の話。
(大江サン、世界中の葉っぱをコレクションしてるらしい)

インタビューしたいとうせいこうサンが、
大江サンが好きすぎて原稿を書けずに悶えたこと。

クリエイティブ・ディレクターで編集者のルーカスB.Bさんが
放浪の詩人ナナオサカキさんを口説き落とすために
2日間長野の森で寝食を共にして取材を許されたこと。
(いまどきそんな編集者っていないよなあ〜)

そのナナオさんが発売直前に急死され、
インタビューでの写真が遺影に使われたこと。

新しい植物を作り出す、という育種家の仕事のはてしなさ。

そして、しりあがり寿さんの田舎の森をすべり降りると
ふもとに火葬場があること(笑)
いろんな話で盛り上がりましたが、いちばん共感したのは

「植物って癒されますよね、と言われるとカチンとくる」
という、いとうサンの言葉でした。
激しく賛成。

癒される、と感じるのはきっと
植物とその人が「関わってない」からじゃないですかね。
だって実際に育ててみなさいよアータ、
植物ほどわけわからんものはないですから。

いとうさんの言葉を借りますれば、

「人間なら話せばわかるってできるけど
植物は話してもわからないわけでしょ。
対話ができない。常識が通用しない。
それでいて放っておくと勝手に伸びちゃうし
世話しても勝手にしぼんじゃったりする。

髪と爪って、勝手に伸びちゃうものだから
人間は恐れを感じるんですよね。
植物も同じ。髪と爪と植物。

蔓(つる)という字で、蔓延(はびこ)ると読むくらいですから
昔から人間は植物に対して畏敬の念を持っていたはず。
こわいですよ、植物は。
でもそのわけわからなさ、非常識さが面白い」

自分で育てるようになって、
年々その恐ろしさや奔放さにハマっている赤メガネ。

余談ですが、イベントでは植物業界?の関係者も
たくさんいらしたようで、いろいろ現状を聞きました。

この経済危機によって、お花を買う人が
本当に激減しているらしいです。
景気が悪くなったら、最初に削られる・・・
花がそうなら、他もそうでしょう。
出版なんてまさにそうだもんなあ〜

写真はちょうど1年前、取材先でいただいた
キリンのプリムラ、プリムレット。
もう作られていないそうです。

手入れしてなかったもんで、あまり元気ないですが
反省して大事に育てていかねばなあ〜。。。。

いろいろ感じるものが多かった週末です。
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 14:56 | comments(4) | - | - | - |
もう咲かなくていいから、と思うことがある。

去年に続きまして
越冬中のシークワーサーに白い蕾がつき始めました。

去年は今と同じ時期に白い花がたくさん咲いて
咲いては散り咲いては散り
春までの1カ月半、部屋中にいい香りが漂いました。

でもまあ、明らかに「狂い咲き」だもんで
その年の夏の収穫は惨憺たるもので・・・

今年もつき始めた蕾たちが
うれしいような切ないような。

うちのメンバーの中で最も気がかりなシークワーサー。
もうそんなに花は咲かせなくていいから、
今年は少しでもいい、持ち直してくれないかなと
祈るような気持ちで日々見守っております。

冷たい雨がようやく上がり、ベランダのパトロール。
いちごの葉っぱをかきわけてみると
ひっそりと、ピンク色の花が咲いていました。

えー! 自分ちょっと早いんちゃう〜ん

去年の開花は2月下旬。
1カ月以上も早いです。

なんか冬に咲く花って心臓に悪いなー
収穫どうなるんだ?とか
手入れが間違ってたかな?とか
いろいろドキドキする。

冬のさみしいベランダに
花が咲くのはうれしいんだけどさー
複雑なベランダー心です。。。
| 赤メガネ | ベランダ小咄 | 13:36 | comments(4) | - | - | - |

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