2011.11.23 Wednesday
サフランなら毛糸洗いに自信がもてます
このタイトルを歌っちゃったあなたは、人生がだいぶ熟成してますね。 ソフランの歌って、いつから 「香りとデオードラントの、ソフラン♪」 に変わっちゃったんですかね。 前の歌のほうが、なんか勇気わくと思います。 洗えば自信わくんです。 というわけで、本日はソフランじゃなくてサフランのお話。 この夏、隊長袋の種を押しつけたはずが 「まさかの種返し」で我が家にやってきたサフランの球根。 「土も水も太陽もなしに放置してるだけ」 という夢のような栽培方法だと知るや それを聞きつけた友人Hちゃんが「私も育てたい〜」 ということで、2株里子に出しまして(Naomiさんごめん!) 素直な私は言葉通りに、部屋の薄暗い片隅に3ヶ月放置プレイ。 すると、1ヶ月ほど前から少しずつ芽がひょろひょろと伸びてきて こんなんなってきたー。 すごいなあ。ホントに水も養分もないのに育つんだ。 とはいえ、これをプレゼントしてくれたNaomiさんちは もはや開花済み。 同じく、Naomiさんからプレゼントされたという Yaefit1500さんちの兄弟たちも ふとぶとと頼もしい茎と青々した葉っぱが出ている模様。 ・・・なぜ我が家のサフランは こんなにひょろっひょろ&ちょろっちょろなのだ!? おろろーん。 くやしいので、トイカメラ風に撮影してみる。 こちらはジオラマ風。 魚眼レンズ風 ってもういいですか。 しょうがないので、サフランのつぼみをじっくり眺めてみる。 サフランというと、深紅の針のようなものしか知らなかったけど アヤメ科の植物だけあって、 アヤメや菖蒲のようなパープルの花なのだね。 美しい螺旋状に巻いたこのつぼみが ここ数日のうちに大輪の花を咲かせるかと思うと ちょっとドキドキします。 そしてその花の真ん中には、 あの毒々しい深紅のめしべが待ちかまえているかと思うと 背中がゾクゾクします。 サフランは古代ギリシャでも使われた記録があるほど ヨーロッパで古くから染料や香辛料として親しまれた植物。 わずかな量しかとれないことから大変な貴重品だったそうな。 アリストテレスもこう言ったでしょう。 パエリアなど料理に欠かせないハーブとして愛用される一方で 血行を促進し、特に婦人科疾患によく効く薬として知られたようです。 女子力アップ系ハーブということですな。 かのクレオパトラもバラとサフランを大層愛したそうな。 きっとこう言ったことでしょう。 そのかたわらで、その男は そんな会話が交わされたでありましょう。 時空を超えて、人類が開花をまちわびた その花サフラン。 赤メガネもおまちしちょります〜。 |