さみしい女は野菜を植える 

〜たたみ2畳のベランダファーマー〜
イチゴ豊作、カリフラワー暴走
JUGEMテーマ:趣味

またもや放置ですみません。赤メガネです。
なんでしょうね、5月はなんだか記憶がありません。飲み過ぎでしょうか。

そんなこんなしてる間も、我が家のベランダがぼーぼーしてきました。
トマトをはじめ、夏野菜の定植も進んでおりますが、5月はなんといってもこれ。
 
イチゴ♪

最初に買った株から子株、孫株をとって毎年増やして受け継いでいく
「老舗のウナギタレ栽培」も今年で7代目。
ぼんぼん2代目、家業をつぶす3代目もどうにか乗り越え、
ここまでくると伝統と呼んでもいい気がしてきましたよ。

でも、実は6代目にして老舗の火は消えたかと思われました。
というのも去年はまったく実がつかなかったんです。
ベランダ栽培では6代が限界か…とすっかりあきらめていたのですが・・・

例年だとイチゴの収穫が終わると子株・孫株をポリポットに移植して
秋までポリポットで株を管理し、秋にプランターに植える…

という流れで毎年栽培を続けていたのですが
去年は多忙をきわめてベランダ栽培自体が停滞していたので
実をつけなかった6代目の株たちは、
そのままプランターに植えっぱなしにしていたのです。
そのうち枯れるだろうと思って。

そしたら、なんだか今年はたくさん花が咲き乱れて

がっちりみっちりと

大豊作。

これはいったいどうしたことかと不思議に思っていたのですが
野菜の栽培をしている友人が
「イチゴをほったらかしにしていたら豊作になった」と
ブログに書いていました。

もしかしたら株をポリポットに上げないほうがいいのか!?
と新たな可能性を見出したところです。
このまま8代目までいってみるか!

まあ、数はたくさん取れても
後半は味がないのでジャムにしましたけどね。
姿形も色もいいのに食べたら味がないって
なかなか頭が混乱します(笑)

混乱するといえば

こちら。

何かっていうとカリフラワーです。
実は去年の秋に初めてカリフラワーの株を植えたんですが
結局春になっても実をつけなかったのです。

あーこれは失敗かなあーと思ってションボリしたのですが
青々として大きな葉っぱがあんまり立派でおいしそうなので
なんとなくそのまま放置したいたのです。

すると友人から「ケールジュースみたいにできそうじゃね?」と言われ、
試しに検索してみたら、カリフラワーの葉っぱは普通に食べられることが判明。
ちょっと繊維が多いので千切りやみじん切りにしないと厳しいのですが
炒め物にしたり、漬け物にしたりと
しばらくカリフラワー葉料理を満喫しておりました。

で。
そろそろ夏野菜も本格化するし、
ゴーヤやキュウリに場所をゆずってもらうかなあーと思った途端に

実がついた・・・・


もう株も買って準備万端だというのに、
どうしたもんか、頭を悩ませる今日このころであります・・・
(ちなみにえんどう豆のファラオも今頃ふくらんで暴走中)




 
| 赤メガネ | いちご白書 | 12:17 | comments(8) | - | - | - |
きみは薔薇より美味しい。
 
新年明けましておめでとうございます〜

遅ればせながら、今年もよろしくお願いします〜

実家の山口に寄生虫
ってどんなだよ、オレかよ!
帰省中、ずっと吹雪かあられかって感じでしたが
戻って東京はずっと快晴。

新年早々とんだ誤変換かましつつ、
ピーカン気分でよろしくどうぞm(_ _)m

久しぶりにベランダに出てみると、
イチゴに花が咲いていました。

さすがバラ科。
つぼみがまるで薔薇のよう。

でも、冬の間に咲いた花は摘むに限る。
2011年最初の作業は、いちごの花摘みです。

以前はどうして冬の花は摘まなきゃいけないのか、
全然わからなくて、もったいなくてそのままにしていました。

作業のひとつひとつに意味があり、
すべては流れているのだとわかってくると、
地味ーな作業も、残酷に見える態度も
「それでいいのだ」と思い切れるから不思議です。

それでいいのだ。
2011年はコレだねっ!



・・・すいません、なんか今
すごい良いこと言った気がしたんですけど
言ってる自分が意味わかりませんでした。

課題が多くなりそうな2011年です。
そこんところもよろしくどうぞ(オイ)

| 赤メガネ | いちご白書 | 13:55 | comments(3) | - | - | - |
ダメな男は離れがたく
チーム夏野菜が荒々しい生命力で
ぐんぐんぐるぐる育っているその隣で

静かに枯れていく、その名は「若旦那」。

親株から毎年孫株をキープして、
翌年それを栽培してまた孫株とって…をくりかえす、
題して「老舗ウナギ屋タレ栽培」も
今年で3代目を迎えておりますが

家業をつぶすと言われる3代目らしく
責任感のないだらしなさのまま
のほほんと2カ月間気まぐれのように実をつけました。

今はこうして

びろろ〜〜〜〜〜〜ん

とランナーを伸ばしておりますので
ここから子株を採取中。
心はすでに来期へと飛んでおります。

けれども、さすがは若ダンはん。
人が去ることに異常に反応するようで。

撤収の準備をすると、こうしてぽつぼつと
大きく美しい実をつけるのです。

こんなふっくらと大きな実がついたら
撤収する腕も鈍るというものです。

ああ若ダンはん、堪忍しておくれやす
アタイはもう、
若ダンはんとの想い出だけで十分どすから・・・


「どうして?
どうしてそんな、つまらないこというの?
ほら、こっちにおいで。

想い出は優しいから
甘えちゃだ・め・だ・よ




・・・・・爆

イチゴに幻覚作用ってありましたっけ

心が弱いわたくしはこうして
別れ際の優しさに身を持ち崩すのでございました。。。




ちなみにこっちの若旦那ではない
| 赤メガネ | いちご白書 | 14:45 | comments(7) | - | - | - |
春はすぐそこ
東京の冬はキンキンに乾燥した冬ってのが定番ですが
今年は雪はもちろん、とにかく雨が多い!
ずーっとおしめりなので、ナメクジナイトメアがこわいです・・・

あんまり天気が悪いので、読書が進みすぎて
うっかり「晴耕雨読部」を結成してしまいそうです。

それでも春は、着実にやって来るのです。

「葉だいこん」、収穫期のピーク。
さすが、成長すると根っこが大根っぽいですね。

花が咲きそうなのであわてて収穫した「早春なばな」とともに
雨の合間に葉だいこんも収穫終了、撤収完了。
春シーズンに向けて、土を寝かせます。

種を分けてくれた隊長!
おかげさまで、おいしくいただきました♪
あんまり大きくなりませんでしたが、
意外と楽しませていただきましたよ。
ありがとうございます〜m(_ _)m

で。
春恒例のいちごも、いよいよ実りの季節!
例年より1カ月以上早いですが、
じわじわと赤く色づいております♪

むふぅ〜

1株から孫株をキープして、毎年子孫を連綿と栽培し続ける
「老舗うなぎのタレ栽培」も今年で3代目。

はてさて、若ダンナの力やいかに。
| 赤メガネ | いちご白書 | 10:24 | comments(3) | - | - | - |
さよならいちごちゃん
唐突ですけど
「さよならみどりちゃん」というマンガが
ちょっと前にありましたね。

映画版では、今や天然不思議キャラで売ってる
星野真里がヌードになってて
西島秀俊がホレボレするほどヒドい男でした。

そんなこととは関係なく、
さよならはいつも、甘酸っぱいのものです。

いよいよ、いちごの収穫終了とあいなりました。
終盤は、ベランダでとれたてをそこそこ楽しんだ後
加工して味わうことにしました。

いつもなら「そんなもったいない!」って感じですが
甘くないいちごを大量に食べるのは無理だと知りました。。。

まずは1日ぶんを「いちごミルク寒天」に。
友達のヤマトリチェンコがやってたのを真似しました。あは。

実がふぞろいなのと、基本ずぼらなのがバレバレですね。
不格好なこと、この上ない。
しかも実がゆるゆるなので、勝手につぶれてしまい
寒天が軽くピンクになってしまいました。

それでも黒みつをかけると・・・
んまい〜〜〜ラブ

残りはまとめて大収穫。
終盤は足が早いので、未熟なやつも早めに捕獲しました。

最後は「いちごジャム」に。
オールアバウトに載っていた
「電子レンジで作るいちごジャム」レシピで作ったら超カンタンだった。

しゃーわせってきっとこんな味〜〜〜ラブラブ

恥ずかしながら、甘いものはあんまり食べない派だったので
自分でデザートを作るみたいな芸当は
からっきしやったことがないのですが

いや〜〜〜
手作りジャムがこんなにうまいなんて、知らなかった。

まだまだ未知の世界がありますなあ。
ありがとう、そしてさよなら、いちごちゃん。
人生に乾杯ビール

| 赤メガネ | いちご白書 | 09:51 | comments(3) | - | - | - |
若旦那の時代
「家は初代が興し、2代目が継承し、3代目が潰すもの」
などとよく言われますけれど、
初代も2代目も3代目も
どれもそれなりに大変なわけで。

2代目ってけっこうつらいんだよねえ〜
という声が聞こえてきそうなイチゴであります。

大豊作を記録した初代を受け継いで
2代目は去年以上の数の実をつけているのですが

なーんか、数は多いがどれも小粒なんだよねえ。
実もつまってなくて、さわるとすぐにグジュッと崩れる。
これじゃいっぱい獲れても、友達におすそわけはムリ。

そして、ちっとも甘くないんだなコレが・・・悲しい

いかにも親の七光りで中身がない
二世っぽいできばえじゃないですか。

なんてな。
イチゴのせいにしてはいけません。
すべては私のせいです、ハイ。

なにせつけばつくほどよい!と考える貧乏人に
「ついた実の数を絞って、大きくおいしくする」
という発想はありません。

追肥はまめにしていたんですが、追いつかなかったなあ〜
よくばった結果の大失敗でした。
初代の調子で育てたのがマズかったと反省。

それでもイチゴに罪はない。
今週がピークの「ひとりイチコ狩り」、
毎朝10粒ほど楽しんでおります。

うっとりするほど美しい〜〜〜♪

なんでイチゴが実ってると、こんなにテンション上がるんですかね。
甘みがどうの、大きさがうんぬん言っても
結局はベランダにイチゴがなってる、それだけで幸せです。

さて。
2代目の収穫もそろそろ終盤。

そうすると、どうなるかと申しますと
実を大きくするために使われていたイチゴパワーが
別のところに向かい始めるのです。

ランナーが伸びてきました。。。

つぎたしつぎたしで無限に続く
「イチゴの老舗うなぎタレ栽培法」
いよいよ3代目(若旦那)の時代がやってきます。

放蕩づくしの若旦那、ぶじ実をつけてくれますかね。
若旦那イチゴってなんか
実より花をきれいに咲かせそうな気がしますが
なにはともあれ、全ては来年のお楽しみ。

がんばらなくていいから、
きれいに散ってよ、若旦那。



| 赤メガネ | いちご白書 | 13:25 | comments(0) | - | - | - |
もだえる季節

やーやー毎朝起きてベランダに出ると
いちごが赤く染まっています。

「ふわあぁぁぁぁ〜〜        ぱく」

摘みたていちごを楽しむ季節になりましたねラブ
やはり去年と比べると出来は良くないようですが、
先日食べてスッパかった1粒目とくらべると
2粒目はまずまずの甘さで、少しホッ。

油断すると、すぐジクジクして腐ってしまうので
毎朝熟し具合をチェックチェックです。

いやーーーーん祝
しゃーわせ♪

そんな日々を送っていたら
友人Sに「よろしく」と種をわたされた。
チンゲン菜、コマツナ、葉ダイコン。

「うちのカメ、チンゲン菜いくらでも食べるんだよねー
どんだけあっても大丈夫よー
え、今年インゲン植えてんの? 
インゲンも100本は食べるよー」

・・・うちは契約農家か・・・

そうかと思えば、同志Kからも種が届いた。
白ナス、白ゴーヤ、白くておかしな星形のズッキーニ。

「来年用になっちゃいますけどー、よかったらどうぞー」

・・・こんな楽しそうなものが1年おあずけとな・・・

なんだか種がどんどん集まってきて
アワアワどうしよう
どっかスペースないかなアワアワ
今年はあきらめるしかないんだけどアワアワ
どうせなら早く育ててみたいアワアワワワワ

Sどん、Kどん、種ありがとー!
でもおかげでアタクシすっかり
そわそわ落ち着かない日々を過ごしております。
いやーんムニョムニョ
| 赤メガネ | いちご白書 | 21:41 | comments(6) | - | - | - |
モーニングいちご、はじめました
ちょこっとご無沙汰してました。

突然ですけど、
いちご新聞ってまだあるんですね。

いちご新聞に負けず劣らず、
キラキラ輝いているやつが、うちのベランダにいました。

GW中、お出かけしたりしなかったりでしたが
家に帰ってベランダに出て
赤くなったいちごを見つけた時の喜びといったらば!

いや〜〜〜んラブ

ただ去年と比べると
収穫時期も遅いし、粒もかなり小さいですね。
やはり2年目は全体的に馬力がない印象。
(チェリンコ、キミにあげたいちごも小さいと思う・・・)

ともあれ今年も
「朝、めざめていちごを食べる幸せ」
始まります♪

実りといえば、こちらも。

去年若木を買ったブルーベリー(ラビットアイ系)が
初めての実をつけた!

いちごに味をしめた私は、
「こうなったらベリーで攻めるべや!」とばかりに
ブルーベリーを買ったんですが

ブルーベリーは果樹なのねん〜〜
しかも違う種類を植えないと実がつかないんだってねん〜〜

あらかじめ調べてから買う、ということを一切しない私は
買った後でその事実に気づき途方に暮れました。
(ああ、何度同じことをすれば気が済むのか・・・)

そんなわけで、今年は種類の異なる
ハイブッシュ系のブルーベリーを加えて
受粉を試みたわけですが、

・・・成長したブルーベリーの木って高いのよねえ・・・

結局値段に負けて、来年に期待すべく
ハイブッシュの若木を買ったのですが、

知らないうちにラビットアイが
単独で自然受粉していた模様!

2年目にしてブルーベリー収穫できるかなあ〜
ストロベリー&ブルーベリーのWベリーに期待です♪

| 赤メガネ | いちご白書 | 09:53 | comments(7) | - | - | - |
いちごカウントダウン
ベランダと植物の相性ってなんなんですかね、
ダメなものはどうやってもダメなんですけど
よいものは手入れしなくても勝手に成長します。

たぶん今のベランダは、こいつと一番相性がいいと思う。
“かわいいピンクの花が咲く”いちご苗「ピンクスイート」。

おととしの秋、遊びのつもりで1株だけ買ったものが
春までにじゃんじゃんランナーを伸ばし、
去年の5月にはまさかの大豊作

1カ月ほど毎朝、摘みたていちごを味わうという
至福の時間を過ごした後

元株の子株の、さらに子株、
いわゆる孫株というやつを3つほど残して、
1年間キープしておりました。

キープつっても、ただ水やって時々肥料やっただけの
ほぼ放置プレイでしたけど。

それで、これですよ。
現在、我が家のベランダで最も気炎を上げている
ストロベリーフィールズフォーエバーです。

もっさもっさですよ。
それはまあ見事に立派な三つ葉が
わっしょいわっしょいって感じで
おい茂っておりますよ。

びっしりとついたピンクの花が
散った後には、小さな実が・・・
去年以上の収穫が期待できそうです。

たった1株がこんなことになるとは。
ある意味、無限いちご?

去年はGW中から収穫したのですが
今年はGW明けのお楽しみかな祝
いやはや、楽しみであります。

ちなみに、あんまりにも大きくなりすぎたので
3株のうちの1株を移植して鉢植えしていたのですが
このたび、それを里子に出すことになりました。

おいしく食べてもらえるといいなあ〜。
「いちご同盟」結成♪
| 赤メガネ | いちご白書 | 08:36 | comments(8) | - | - | - |
大部屋いちご
小さいとき、なにげに気になってました。
「いちご狩り」という言葉の響きに。

「いちご」というスイートな単語と
「狩り」というどう猛な単語の
ちくはぐな感じ。
そこに何か、世界の奥深さを感じていたのかもしれません。

うそです。

でも、どうしていちごは「狩り」なんでしょうね。
動作的には「いちご摘み」のほうが近い気がするんですよ。
「りんご狩り」「ぶどう狩り」もしかり。

「もみじ狩り」にいたっては、収穫すらしません。

そんな話を友だちとしていて、
どこまでが「狩り」で、どこまでが「摘み」「もぎ」なのか
という境界線をさがして楽しんだものです。
大人です。

そんなこんなで。

いちごです。

5月半ばにさんざん楽しませてもらったもので
いちごは5月で終わりだろう、
終わったら来年のために孫株をキープして
あいた鉢を夏野菜に使おう、

と計画していたのに実がなってるんです。
枯れてきたなーと思っても
数日たって見ると花が咲いて、実がついてるんです。
これはどうしたことでしょう。

夏野菜の成長が遅いのも
いちごがいまだに取れるのも
今年の天候の影響でしょうか。

育てていた4つの鉢のうち
完全に実がつかなくなって
サヨナラできたのは、わずか1鉢。

往年の勢いはないものの
青々と葉を広げ、小さな実をつけ
いぶし銀のような味わいをかもしだしています。

ああ。どうすればいいの。
ルーキーたちが「はよデビューさせんかい」
とせっついてくるのに
市吾(35歳・大部屋俳優)さんは動じることもなく
静かに、おのれの仕事をこなしておられます。

「いちご狩り」精神で
ざっくり昇天していただくべきか
はたまた、枯れるまで見守るべきか
悩み多きベランダー乙女でございます。。。


| 赤メガネ | いちご白書 | 21:24 | comments(0) | - | - | - |

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