さみしい女は野菜を植える 

〜たたみ2畳のベランダファーマー〜
キャベツ畑でつかまえて。
 節分を過ぎて、急にぬくくなってきたトキヨですが、
今日などは本当に、春を思わせるあたたかさでしたね。
空気がガスって見通し悪いのも、
春を感じさせて気分がソワソワします。

春=種まき

思わずフラフラとHCを物色してしまいました。

不織布でトンネル栽培しているキャベツも、
春にむけてぐんぐん成長中。

今年は虫よけがうまくいったようで
たいした虫くいもなく、キレイな体のまま育っております。

お隣では、初挑戦の芽キャベツも
「ちょっとちょっとすいませんよう、
ここはキャベツさんだけの畑じゃないですしねえ」
とばかりにぐいぐい葉っぱをのばして
キャベツの上に覆い被さっております。

芽キャベツの葉っぱって
キャベツとチンゲンサイの間って感じですね。
ゆでたらおいしいやろか(食う気か?)


肝心の実のほうも、大きくなってきている模様。
小さくてもキャベツ、ですわな。
つくづく面白い野菜だ。

しかし「小さいキャベツがびっしりついてる図」は
やはり想像以上にグロい感じがしますね。
「芽キャベツって気持ち悪い」という女子がいるのも
まあいたしかたなしって気もします。

不憫なやつよのう。

寒さ厳しかった今年の冬。
寒かったぶんだけ、たまの暖かさが心にしみて
春へ春へと気持ちが急ぐ今日この頃。

最近は職場の女子陣とお昼休みに
「野菜の作り方」本を眺めながら
「わたしこれ作りたい」「わたしはこれ!」などと
キャイキャイ言いながら胸ふくらませている
そんな2月であります。
| 赤メガネ | キャベツっ子 | 21:34 | comments(8) | - | - | - |
私はキャベツで大きくなった(文字通り)
先日、我が家でただひとつのキャベツが
バードアタックにあった気配なので
あわてて収穫しましたが

キャベツなきあと、今度は
隣の白菜がターゲットオンの模様。。。

見事に上空からざっくり食われているのが
はっきりとわかります。

菜花用にキープしている白菜ですが
これはなかなか前途多難な予感・・・

とりあえずビニールをかぶせてみましたが
バーズに通用するでしょうか?

悲しくなったので、
難を逃れたキャベツを食べることにしました。

まあ〜〜〜
なんとみずみずしいことでしょう結晶
断面から水分がじわあ〜とあふれてきました。

結球度が浅かったので、
ミルフィーユみたいな葉っぱの重なりはありませんが、
なかなか甘くて美味でございました。

しかしなあ〜
まさかこんな風にうっとりと
キャベツを愛でる日が来るとはなあ〜

小さい頃、生キャベツが大嫌いでした。
給食に必ず出てくるキャベツの千切り。

青くさい葉っぱの匂いとしゃきしゃきすぎる食感に
なんとも言えず嫌悪感がわいて、
どうしても食べることができません。

昼休み、みんなが食事を終えて
机を教室の後ろに下げられても
エグエグ言いながら、泣きながら口にしても
どうしても食べ終わることができません。

しかし人間には知恵があります。
小学3年の時でした。

「そっか、交換すればいいんだ!」

同じように教室の後ろで泣きながら格闘している同級生に
牛乳嫌いの子が多いことに気づいた私は
「このキャベツとその牛乳、かえっこしよう」
と持ちかけたのでありました。

そうして私は毎日2〜3本の牛乳を飲みほし、
キャベツのストレスから解放され、
すくすくと育っていったのであります。

気づけば小1の時には前から2番目だった身長は
小学校を卒業する時には160cmを突破。
うちの家族親戚で一番大きい人になってしまいました。

私がこんなにガタイでかくなったのは
すべてはキャベツのせい、ということでしょうか。

そんな私が今、自分の育てたキャベツを食べる。。。
人生って本当にわからんもんです。
| 赤メガネ | キャベツっ子 | 10:05 | comments(8) | - | - | - |
慰めの報酬
関係ないですけど『007 慰めの報酬』。
いいですよね、なんか。慰めの報酬って。響きが。
愛憎あり、哀切もあり。漢字読めない感じの混乱もあり。

ええええ、
「はずかしめのほうしゅう」
と読んでしまったのは私です。

辱めの報酬。成人映画か。

そんなことは医院です。
朝から誤変換もたいがいにしてください、Macさん。

そんなことは良いんです。
うちのベランダで初めて無傷で
収穫までこぎつけたキャベツ。

あんまりうれしくて、しばし成長を愛でつつ
外から1枚ずつ、おいしくいただいていたのですが

そろそろ外の葉っぱもかたくなってきたし
限界かなーと思っていたら。。。


ぎゃ!!!

なんじゃこりゃ!

青虫ともアブラムシともナメクジとも違う
初めて見る荒々しい切り口・・・

これはまさか、噂のバードアタックでは・・・

これか。オレの慰めの報酬は。
慰められすぎたのか。
報酬キャベツ1枚分、奪われましたとさ。

というわけで、あわてて収穫。
スティックな感じのブロッコリーもご一緒に。

あっけなくキャベツ栽培終了〜。


| 赤メガネ | キャベツっ子 | 07:56 | comments(6) | - | - | - |
虫神さまにお願い
最近いちばんショックな出来事。


ターシャ・テューダーって
アメリカ人だったんだ


てっきりイギリスの、ロンドンより北のほうかなんかの
森の中に住んでるって勝手に勘違いしてました。

なんだアメリカに住んでたのかターシャ。
いやべつにね、アメリカが悪いってわけじゃないんだけど

そーかそーか、ふーん・・・
(なんだろうこの動揺)

キャベツがしっかり結球して
おいしそうなあんばいになってきました。

でも1こまるごと収穫しても
どうせすぐには使い切れないので
1枚1枚はがして、とれたてをいただいとります。

スーパーで売ってるキャベツは
外側の緑色の葉っぱはかたいし青臭いしで
あまり食べませんけど

とれたてのキャベツは外側でもやわらかいし
味が濃くて美味。
フレッシュだからできるごほうび♪

しっかし今年は本当にキャベツがきれーですねえ。

なにしろ去年はこんな有様で・・・
ひどい目に遭いました。

しかし。
アブラナ科の野菜を秋冬に育ててみて気づきました。

「虫は、色がうすくてやらかい葉っぱを愛す」

紫キャベツより緑キャベツ。
キャベツよりハクサイ。
虫はやらかいほう、やらかいほうへと向かう気がします。

去年は穴ぼこだらけで悲惨だったキャベツも
となりに白菜を植えたおかげで、奇跡の無傷。


せんきゅーハクサイ。きみは勇敢だった。


毎年1株、虫神様に生け贄、
もとい貢ぎ物を奉納することにします。

| 赤メガネ | キャベツっ子 | 07:51 | comments(4) | - | - | - |
月キャベごっこ

死んだように成長が止まっていた
キャベツの「しずはま5号」に
花が咲きそうなので



レッドボールと一緒に収穫しました。

夏秋の青虫攻撃にやられたせいでしょうか、
結局、予想よりちっとも大きくならなかったので
月とキャベツごっこをするという
当初の野望は見事に打ち砕かれました。

“世界の山ちゃん”こと山崎まさよしが
ヒロインとキャベツ畑でアレしますよね。
アレしたかったんです。

ベランダーには無茶ですか。。。ちっ
畑を持った時の宿題にします。

アレをご存じない方は、ぜひ映画をご覧ください。
キャベツを育てたくなる映画です。(たぶん)
| 赤メガネ | キャベツっ子 | 09:05 | comments(2) | - | - | - |
デキる女は遊ばせる
はらぺこあおむしにキリキリしていた私に
シショーがひとこと
「それぐらいは食べられて当たり前なんだから
あんまり動揺しないようにねー」

ああすいません・・・
思いっきり動揺してしまってました・・・

余裕のある女は
汚れていく男を静かに見守る大きさがある。
だいじょうぶ、愛されてるんだからアタシわっ!



そう思うと、
傷だらけの体も愛おしい。。。



そんなこんなで、キャベツが結球を始めた模様。



楽しみっす。
しかし、なぜか被害が少ないレッドボールは
穴がなくて美しいのう〜。
| 赤メガネ | キャベツっ子 | 08:04 | comments(0) | - | - | - |
NO.2の男
「キャベツは虫がつきやすいから、がんばってね〜」
とシショーから最初に釘をさされていた。
私自身も「キャベツ=はらぺこあおむし」のイメージだったので
植えた後からけっこう念入りにチェックしていたのだ。



結果はまさかの二番手。
セニョールがむっしゃむっしゃと食べられてるおかけで
うちのキャベージのダメージはまだマーシ。

ふ。
さんきゅーセニョール。 (キャベツの声)

セニョールセニョール言いながら
二番手の男にあんまり虫がついていないと
ひそかにほくそえんでしまう。
あたしったらとんだ女だわ?

しかし・・・
ダイコン、キャベージ、ブロッコリー。
アブラナ科のベジはターゲットにされやすいのね。

ある夢をかなえるため、
今年初めて植えた、2株のキャベツ。
右はレッドボール、左はしずはま1号。

たった2株だもの、
あの女(チョウチョ)がセニョールに夢中なうちに
とっとと大きくなってくれい!
| 赤メガネ | キャベツっ子 | 09:03 | comments(3) | - | - | - |

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